本コースを支える講師陣(第2期)
シュタイナー教育教員養成ファウンデーションコース第2期を支える講師陣をご紹介していきます。 講義が決定した講師から随時アップしていきます。
三好正人氏
鈴木一博氏
山西眞理子氏
荻原史織氏
林百香氏 ※特別講座
藤間三賀枝氏
石塚モリス小久良氏 ※特別講座
石田寿文氏
足立隆子氏
三好正人(みよしまさと)
担当分野:チャイルドスタディ・治療教育
三好正人(みよしまさと) 岡山県生まれ
ドイツ、ヘッセン州「ビンゲンハイム生活共同体」で治療教育について学ぶ。ドイツ、「バートボル」にて治療教育士のための理論コースを終了。その後スイス・治療教育施設「ゾンネンホーフ」にて職業コース終了。フィンランド、南ポフヤンマー県にあるグループホーム「コイブコティ」勤務。岡山県特別養護老人ホーム勤務を経て、現在身体障害者施設・生活支援員。
鈴木 一博(すずきかずひろ)
言語造形家、翻訳家、文筆家。茨城県出身。早稲田大学卒業後、スイス・ドルナッハにて言語造形と演劇芸術を学ぶ。1995年第一期言語造形家養成コースを、2003年より第二期を主催。2009年フィオーレ舞台芸術アカデミーにて言語造形講師。現在各地で講座・公演を行う他NPO法人ルドルフ・シュタイナーハウス代表理事、シュタイナー教育教員養成講座運営委員、講座内では主に講義を担当。主な翻訳(著作)に『自由を考える』、『一般人間学』、『メディテーションをもってものにする人間学』、『いかにして人が高い世を知るにいたるか』(著/ルドルフ・シュタイナー、榛書房/精巧堂出版)。『テオゾフィー』、『感覚を育てる判断力を育てる―教師と父母のためのシュタイナー教育』、『シュタイナー学校の芸術教育―6歳から18歳までの授業を中心に』他。
山西眞理子(やまにしまりこ)
担当分野:乳幼児の発達・子供の成長・アントロポゾフィー基礎
公立中学校教員時代、中学生は高校受験、その先は大学受験と、
子ども達はいつも将来の準備に追われ「今」を生きていないことに気づく。「子ども時代」にしか味わえないことを大切にしたい、という思いで、シュタイナー思想と出合い、学びを深めるため退職、渡英。マイケルホール(現エマソンカレッジ)にてシュタイナー幼児教員養成コースを卒業。
1996年関西初のシュタイナー幼稚園『みのおシュタイナーこども園』を保護者や支援者とともに創設。こども園の保育者を経て、2007年より未就園児親子クラス”ひこばえ”を主宰。
荻原史織(おぎはらしおり)
担当分野:オイリュトミー
スイス・ドルナッハにて、オイリュトミー基礎課程、ゲーテアヌムグループ舞台研修修了。その後4年間、ニューヨーク・スプリングバレーにて、
オイリュトミーの舞台公演活動、オイリュトミー学校にて音楽オイリュトミーを指導。シュタイナー学校・幼稚園等でもクラスを担当。
2015年春より活動拠点を日本と台湾に移し,現在日本では、わかやまシュタイナー学園、こども園ほしの子、風の子の庭土曜クラス、シュタイナー教育教員養成ファウンデーションコース、関東にてシュタイナー幼児教育教員養成講座、藤野シュタイナー教員養成講座(今年度のみ)にて講座を担当する。台湾では、新竹3ei オイリュトミー学校、台中オイリュトミー倶楽部ハーモニー、土曜クラス、アントロポゾフィー医療を学ぶ看護士コースにてオイリュトミー指導。
林百香(はやしももか)
担当分野:音楽・歌唱
1999年~2004年フィンランドにある「ラウルコウル(歌の学校)」で学ぶ。専門分野として歌唱教育を選択。
2004年から『アンカヴァーリング・ザ・ヴォイス(歌声の覆いを取る歌唱指導法)』による発声講座などを行う。
現在は、岡山・高松・京都・横浜で発声練習を中心とした歌の会の講師、
また福山市で開催中の小学生向け土曜クラス「ワンダーキッズ」でうたの時間を担当。
藤間三賀枝(とうま みかえ)
担当分野:手仕事
ドイツ、ヴィッテンおよびアメリカNY市郊外にてシュタイナー教育、アントロポゾフィーを学ぶ。12年間、Fiber Craft Studio (旧Sunbridge College – Craft Studio)にてレナーテ・ヒラーと共に、スタジオの運営、手仕事の研究や講座などの発展に力をそそぐ、また2007年より共同ディレクターを務める。2014年夏帰国。紡ぎ、草木染め、編み、フェルトを通し、近年は特に「着る」ということについての研究、創作活動に携わる。人間の体の動きと特徴が生きてくる素材感、色と形の融合ーシンプルな編みを中心としたデザインを考案している。
石塚モリス小久良(いしづかモリスさくら)
Sakura Ishizuka Morris
担当分野:美術
2009年よりオーストラリアのシエナ・アカデミーにてコローメソッドの学びを始める。出席するクラスはすべて終了し、現在卒業制作に取り組むかたわらアシスタントとしてコースにも継続的に関わる。イギリス・エマソンカレッジ基礎コース修了/スイス・ゲーテアヌム芸術コース修了。ブリスベン在住。
石田寿文(いしだひさふみ)
担当分野:言語造形、オイリュトミー
多摩美術大学油絵科を卒業後、2004年に渡欧。スイス・ドルナッハにて言語造形とオイリュトミーを学ぶ。2009年オイリュトミー修了証を取得。2010年に帰国後、国内のシュタイナー学校で実習経験を積みつつ、子供に関わる仕事をしながら、小学校教員免許、保育士免許を取得。
2017年度より、わかやまシュタイナー学園にてクラス担任。
足立隆子(あだちりゅうこ)
担当分野:組織運営、共同体形成
NPO法人こだいら自由遊びの会理事長。NPO法人日本プレイセンター協会副理事長。東京都国分寺市にて「プレイセンター・ピカソ」を主宰子どもが遊びを通して自分の個性を伸ばし、主体的な生き方を身に着けられるようにするための親子の居場所を開いている。また全国各地にプレイセンターを開くための養成講座を開催している。
内容:「帰属感と場への貢献」
プレイセンターはニュージーランド生まれ、学齢未満の子どもとその親の活動である。1940年代から続く、保育園や幼稚園と並ぶユニークな親育ち、子育ちの場である。人権の先進国であるニュージーランドの幼児教育にはテファリキという共通の指導要領が使われており、シュタイナー教育の要素も取り入れている。セッションという子どもの遊びの場を親が自主運営する。それを可能にするためにスーパーバイザーが親の学習コースを開催する。
本講座では、親が自主運営するために必要なエマージェントリーダーシップという考え方について、実例を参考に学んでいく。