私たちがこのコースに込めたもの②子どもを観る

このコースでは、治療教育の専門家による講義のコマ数が前期に比べてかなり増えています。
少人数で運営される教育現場では、子どもを個別に観ていくことが求められるという実感があるからです。

シュタイナー教育の極北とも言われるシュタイナーの「治療教育講義」をベースに、
シュタイナーの人間観を理解する上で必要な構造を学びます。
この文献の中で、ケースで取り上げられる子どもたちは、障がいを持つ子どもたちなので、例としては極端ですが、それを学ぶことにによって、目の前の子どもに現れている傾向が理解できるようになります。

2年のコースで、最終的な目標の一つとして、教師グループが子どもの観察と判断と対応を考える、「子ども会議(チャイルドスタディ)」の実践ができるようになることを目指します。

 

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